【驚異の陳列室】別府の「書肆ゲンシシャ」に行ってきた。

変態体験

◆出張!書肆ゲンシシャvol.1 ゲスト出演(10/18大阪)◆

なんと!噂のアングラスポット・書肆ゲンシシャさんのトークイベント第一回目のゲストにお呼ばれしました!

チケットはこちら!(配信もある)

https://lateral-osaka.com/schedule/2026-10-18-20428

ついでに個人のトークイベ+交流会も同日にあるのでチェックしてね!(配信もある)

https://lateral-osaka.com/schedule/2026-10-18-20421

ということで、2023年に別サイトで公開して現在サーバーダウンで見れなくなってたゲンシシャさんのレポート記事を復元&加筆しました

3年の間に色々変わってるところもあるかもなので注意!

システム

激レア書物が読み放題&飲み物付きで1時間1500円というシステム!

激レア書物とは何かというと…

「人の皮でできた本」とか…!

エドガイくん〜〜〜〜〜!

飲み物は私が行った時は高級お紅茶のマリアージュフレールがありました。素敵!

圧倒的耽美空間でいただく高級お紅茶、嬉しい!

この目録の中から好きなジャンルを選ぶと、スーパー博識な店主さんがそれに合った本or写真を持ってきてくれ、時には説明もしてくれます。

ちなみに定員数が限られていて入れないこともあるので平日昼間が狙い目かもよ。集え、異常成人。

わたしが行ったときは、書籍の中身以外写真撮影可で、本も購入可能なものが多かったです。

ですが、閲覧がメインの空間ということで、「せっかく入ったし絶対なんか買わなきゃ・・・」と焦ることもなく入りやすい!

写真コース

今でこそ店主の藤井さんはメディアにたくさん出られておりますが、当時はダークで厳かな投稿で埋め尽くされたツイッターしかほとんど手掛かりがなかったので、ちょっとだけ背筋が伸びる気持ちで扉を開けると…

先客がいました。みなさん静かに読書中。

ドキドキしながら足を踏み入れると店主の藤井さんがシステムを説明してくれます。

まずは、現在は貸切時のみ受け付けているという写真コースを堪能することに。

まずはレントゲンが普及した時代の絵葉書。

「あなたよ なぜ骨をきらうのか 骨は美しい!!いやらしいのはその骨の上についている肉ではないか!!」

楳図かずお「骨」『おろち』

ホラー漫画の巨匠・楳図かずお先生もこうおっしゃってますし、骨は美しいものなのです。

お次はミイラ。こんな感じで骨やらミイラやら生首やらの写真がわんさか出てきます。

生首とかは流石にここに出せないので是非自分の目で確かめに行ってみてネ

藤井さんは1きいたら10返してくれるタイプで、人見知りのくせに知りたがりのわたしとしてはめちゃくちゃありがたいし楽しい空間でした。

しかも結構遊びゴコロがあるタイプのようで、ニヤニヤニコニコしながら色々教えてくれます。

次のジャンルへ。

もはや「コンプラ」「配慮」「多様性」のおかげで触れることすらタブー視される奇●や病気、それを模したような写真が大量です。

もちろんわたしの専門領域とする「性」に関する写真もたくさんありました。

馬の交尾とか・・・

ヌードに厳しい時代に作られたヌードっぽく見えるタイツとか。

現代でも「全身タイツ」や「ラバー」というエロジャンルは大人気ですし、当時の人たちも「えっ、裸よりこっちのがエロくね?」と性癖をおおいに狂わされてしまったのかもしれない。

さて。こちらの美しげな名前の病はなんの病気でしょう。

正解は、現在爆裂ヒット中のあの病気!「梅毒」でした!

症例写真を見るとより一層、恐ろしいものだと実感できます・・・

気をつけよう!梅毒!

骨董品コース

時間があったので骨董品コースもお願いしました。

ひと目でわかる超・不謹慎玩具ですとか・・・

こちらは大人の玩具です。女性の中に入れると鈴のような音がなります。

韓国のえっちな映画『お嬢さん』で見た!

こちらは女性器向けの拷問器具。

厨二病を患っていた方なら一度は見たことあると思います。

こんな感じで「あ!これ本で見たことある!」みたいなものを実際に見れて、場合によっては触れてしまうというなんとも贅沢な空間・・・

本コース

延長して本のコースも(楽しみすぎ)

これはたしか男の人のイキ顔を集めた写真集。

なんかエモでしたよ・・・

死体が腐って土に還っていく様を記録してた人の本とか・・・

2026年現在、わたしは大学院博士後期課程にいるのだけど、こないだゼミで『うんこと死体の復権』の上映会があってこの本を思い出していましたよ。好きなことを突き詰めていると自ずと全ては繋がってくるのだ…

抗うな、受け入れろ、全ては繋がっている

荒井英樹『ザ・ワールド・イズ・マイン』

他にも大量に紹介していただいたのですが、ぜひみなさん自分の目でお楽しみくださいね!

タブーのない世界

こんな感じで、たった二時間の間にとんでもない量の「エロス」と「タナトス」に触れ合わせていただきました。

死体、エロ、戦争、災害、奇形、拷問・・・まさにタブーなし!

しかし、タブーに触れるのはよくないことなんでしょうか?あえて「怖い」と感じるものを見るのはおかしいことでしょうか?

そんなことはない、むしろ、タブーを過剰に避け、恐怖や痛みに触れることなく育てば、自分の痛みにも人の痛みにも鈍感な人になってしまうのではないか、とわたしは思います。

梅毒だって、「怖い!」という感情があるからこそ回避しようと思えるわけで。その「怖い!」が薄れていけばリスクに鈍感になってしまう。そういう鈍感な人が増えたから、梅毒がいま流行っている、ともいえるわけで…

ということで、大量のタブーを扱う書肆ゲンシシャさんは、そんな気持ちを思い出させてくれる、まさに「驚異の陳列室」でした!

Screenshot

ていうか当時、まだ院生でさえないただのイキりツイッタラー大学生だったので耽美な界隈には結構嫌われることも多く……そんな中で藤井さんは記事の公開も快諾してくれたりとても優しかった記憶があるのでイベントでお話しできるのがわたし自身超絶楽しみ!

みんな来て(見て)ね〜〜〜!

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