修士論文、提出ッッッ!!!
テーマはポルノグラフィにおける暴力表現でした!!!
いやあ大変だった!辛かった修士課程2年間!!!
辛く苦しい修士課程でしたが、2024年を振り返ると、
『さよならを教えて』の制服を自作して作者の長岡建造先生に会いに行ったり(添付画像)
コラム文章にも虜の雨山電信先生にサインをいただきに行ったり、
コミックカイエンでの書評連載を1年以上続けさせていただいたり、
と、様々なご縁に恵まれた年でした。
そのような機会をいただけるのも、私の魂のお気持ち表明活動に皆さんが喜んでくれるおかげなんですよね。
エロ漫画サンプル画像をただ大量に貼り付けるだけのPRが絶賛大流行中ですが、私は私のレビュウポストにある種の誇りを持っております。
選び抜いた作品から生まれしリビドーに、持ちうる限りの知識と経験を載せ、140字に凝縮する。
エロ漫画レビュウは私の魂の欠片そのものなのです。
もちろん作品あってこそのレビュウですが、私は私のレビュウポストを自分の一部として大切にし、定期的にバックアップをとって、記事としてまとめているのです。
ということでそんな「私の魂の欠片が世界の誰かに共鳴をもたらしたランキング」を毎年恒例でお届けします。
下に行くほど、共鳴度があがります
⚠️アダルトOKサーバーなのでおっぺーがオープンです!苦手な人は注意!
⭐️マークは半額中!
せぶんがー先生『極極極猥性教典』

〈エロマンガの読み方〉シリーズでお世話になっている有識者が推してたので読んで見て案の定大当たりだった作品…
「堕とす」ということはそう容易なことではなく、身体を本人以上に熟知する力が求められる…と思っているため「快楽堕ち」にやたら厳しい拗らせ女(私)を無事、陥落させました。
サンプルの『オス比べ』が一番好きだけど全部性癖ブッ刺さりすぎてこの私をして1日で使い切ることができなかったスーパーハイカロリー実用漫画でした。
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Cuvie先生『INSULT』

恒例のCuvie先生作品、今年もランクインです。
本作で、Cuvie先生作品がハードな身体損壊を伴わないのに最も鬱な感覚をもたらす要因の一つが、「男性が発する生理的嫌悪感を煽る発言」が丁寧で的確すぎるためだ、とわかりました。
「いやよいやよも好きのうち」を超えた、「マジでイヤでありながらエロい」みたいな、私が修論で書いた欲望のあり方がそこにある…
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⭐️なかにしゆうた先生『いつしか居場所が重なって』

「鬱展開」通り越して「鬱病」エロマンガでお馴染みのなかにしゆうた先生の鬱病ではない作品。
一見すると純愛っぽく見えるけど、それよりもっと単純な、そこにいたからセックスする、みたいな性愛関係が、本当に独特で唯一無二な味わいを出していて癖になります。
みんなもやっぱり癖になるのか、『昔は楽しかった』も同じくらい売れてました。
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⭐️NTロボ先生『愛妻、同意の上、寝取られ6』

マジでなぜか高学歴男がやたらと推してくる同人シリーズ。
NTRの流行は、もしかしたら人類が肉体のみの快楽に飽きて、精神のための快楽にリビドーを走らせるようになったからかもしれない。
こういう、「理性ではイヤなのに抗えない性癖によって生活が崩壊」みたいなのを見ると、「性的指向」と「性的嗜好」に明確な差なんてあるのだろうか…と思ったりする。
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昼寝先生『一昼夜』

「このサンプル読んで買わずにいられる人いる???」ってくらい見た瞬間作品の世界と私が融合した。ワニマガジンベストヒット恐るべし。
「細マッチョ」に興味関心がなく、範馬勇次郎を愛する私なので、男役がガチムチなのも最高に良く、調教系の話多めで本当に助かったよ……
助かるためにエロマンガ読んでますからね…
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ちなみに昼寝先生は『熱帯夜』もランクしてたヨ!
⭐️でんぶ腿先生『ムラムラOLさんは飛行機の中でも性欲を満たしたい』

エロ漫画はエロ漫画であるために、予定調和感が否めずドキドキを失いがちなのですが、この作品はすごいぜ。
湿度抜群の画面から、女の子側の「どうにかしてヤりたい!」と、男側の「ちょっと怖いんですけど!」の緊張感がひしひしと伝わってくる!
セックス前、中、後、すべてにおいて安易に恋愛感情を持ち出さないところも激しくGooood…
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⭐️ふくらすずめ先生『おじさんが好きすぎるギャル』

これはコミックカイエンで連載しているレビュウ型コラムで「おじさんフェチの吉行さんに…」とオススメいただき、長文書評を書いたシリーズ。
おじ好きとおじのイチャつき方がマジで私がやってきたリアルそのものでめちゃくちゃ最高でした。
さっきこの漫画を例のほぼサンプルそのままPR垢が、「p活女子の末路…」ってPRしてて悲しい気持ちになったくらい、おじとギャルは双方向的に必要なものを摂取し合っているウィンウィンな関係なんですよ…

⭐️チョコロ先生『彼女のスマホを覗いただけなのに』

これも高学歴によくススメられます。高学歴NTR好きなん?
スマホを覗いて、彼女の浮気ハメ撮りを見るワケだから、ダイレクトにNTRを追体験するという構造がまさに今自分に起こっていることのようで良アイディア…
フルカラー特有のベタ塗り感が全くなく、肉感が際立つカラーリングでまさに、売れるものにはワケがある、という作品。

⭐️多摩豪先生『新幹線で何してる!?』

もう悟られていると思うけど、私は公共交通機関ゆきずりものが好きなんだよね、放浪しがちなので。
サンプルではわからないのだけど、この作品は軽妙な会話が大きな魅力の一つ。
性接触の攻防の変化に伴い会話でのボケツッコミもくるくる変わるのだけど、それが実に小気味良く、読ませる会話なのですよ…
後悔させないから是非一度読んでほしい作品。

ちなみに多摩豪先生は『破滅の一手』シリーズも大好き
⭐️宮元一佐先生『はーとまーく多め。』

第一位はタイトルからエッチなセンスが爆裂に溢れているこちらの作品でした!
私は結構タイトルで買う漫画を決めるのですが、同人だとシチュエーションをそのままタイトルにしているのが多くで難しい。
そんな中で、漫画家ヒロインのリビドーを匂わせたこのタイトル、優勝すぎますね…
そういう作品はね、決まって中身もいいものなんです!最高…

番外編. 栗田勇午先生『まゆたみ異常交遊録』

惜しくもランク外ですが、汚物やら動物やらわんさか出てくるこちらの作品、結構共鳴されました。
私はね、こういう人を選ぶ性癖の作品に皆さんが共鳴してくれることに無上の悦びを感じるんですよ…
これまでもうんち全開の天竺浪人先生とか、ガチ犬化の毛野楊太郎先生作品とかありましたけど、2024年もやりました!!!!
今年もみんなで地獄に花を咲かせような!

終わり
2025年はうまくいけばエロマンガを本格的に研究する予定!!!!
続報を待たれよ!!!
コミックカイエンの連載もみてね!!!
コミックカイエン(快艶) VOL.20
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